テコンドーとは
テコンドーの競技


テコンドーとは



  テコンドーは、朝鮮半島に伝わる古武術を基として、空手など他の武術の長所を科学的に研究し、まとめ上げられた技術と、東洋の倫理道徳を基とした精神修養を兼ね合わせた護身術です。

その根幹は、人間の持つ潜在能力を引き出すことにより、体の小さな人間でも大きな人間に対して一撃必勝を成し遂げるような技術を身につけること、そして修練の過程において自らの身体コントロールして何事にも屈することのない精神力を養うことにあります。

「テ」は足で跳ぶ、蹴る、踏む、「コン」は拳で突く、砕くことを意味し、「ドー」は人格形成を目的とした、精神修養を意味します。

崔泓煕(チェ・ホンヒ)総裁により創始され、1955年にテコンドーと命名されて以来、世界各国に普及し、現在では老若男女を問わず多くの修練生たちが学んでいます。
 
 
 
崔泓煕(チェ・ホンヒ)
初代総裁

【1918~2002】


テコンドーの競技


 
テコンドーの競技には トゥル(型) マッソギ(組手) パワーブレイキング(威力) スペシャルテクニック(特技) 
の4種類があります。

 

  【トゥル】

トゥル(型)は実際の攻防を想定した複数の動作で構成されています。

武道としてのテコンドーの根幹を成すものであり、テコンドーの力の出し方はトゥルから学ぶことが大きいと言えるでしょう。

競技としては、級、段ごとにクラスが分かれており、動作の力強さ、正確さ、バランス、リズム、芸術性などで技術を競い合います。
 
  【マッソギ】

マッソギ(組手)は体重別にポイント制のライトコンタクトルールで行われます。

蹴り、特に難易度の高い跳び蹴りなどには高ポイントが与えられ、顔への突きも認められています。また、帯より下への攻撃、背面への攻撃等は禁止されています。

これらのルールがテコンドーの足技が発展した理由の一つでもあります。
 
  【パワーブレイキング】

パワーブレイキング(威力)は技の威力を割った板、もしくはブレイキングボードの枚数で競う種目です。

テコンドーの力の理論をいかに体現するかを競う種目ともいえます。

板を割る技のパワー、スピード、的を外さず力を伝える正確性が要求されるこの競技では、それぞれの技の完成度が必要になります。
 
  【スペシャルテクニック】

スペシャルテクニック(特技)は跳び蹴りによって、いかに高い、あるいは遠い目標を蹴ることが出来るかを競う種目です。

跳躍力、柔軟性だけではなく、空中でのバランス、目標を捕らえる正確性など高い身体能力が要求されます。

華麗で打点の高い蹴り技を有するテコンドー独特の競技です。